4年ほど付き合いが続いているセフレとのお話
出会い系を使い始めたのは4年ほど前でして、現在も恋人探しのために利用を続けています。「4年も使っていて見つからないなら、もうやめたほうがいいのでは？」と言われそうですが、これがなかなか楽しいですし、無駄ではないと思っています。
というのも、出会い系では恋人だけでなく、いろんな関係を希望することができます。ネットのみの話し相手やお茶友達、さらには特定の趣味仲間なども作れるわけでして、それこそ出会い全般をアシストしてくれるサービスだと言えるでしょう。
実は4年間の間に恋人になれそうな女性も何人か見つけたのですが…どうもギリギリのところで縁がなかったらしく、恋人になる前に終わることが多いです。デートの約束をしたら直前ですっぽかされたり、いきなり音信不通になったり、とにかく付き合うまでには至らないのですね。
ちなみに出会い系で見つけた関係で1番長く続いているのは、セフレだったりします。出会い系ではセックスだけが目的の相手も募集できるのですが、私もそういう相手を求めていた女性を見かけたとき、声をかけたのですね。
「どうせセフレと言っても、何回かしたら会わなくなるだろうな…」と思っていたのですが、そういった予想を完全に裏切り、4年が経過した今も続いています。そう考えると、こういう女性を恋人にすべきかもしれませんが…最初にセックスのみの約束で会ったから、そうもいきません。
このセフレとは趣味が同じというわけでもなく、会話もすごく盛り上がるという感じではありません。ただ、セックスの相性はいいのか毎回お互いが満足できているし、お互い根掘り葉掘りと事情を探り合うこともありませんから、それが心地いいのかもしれませんね。
この人と会うときはまず一緒に食事をしますが、その際は割り勘となっています。セックスをさせてくれるのだから私が支払ってもいいのですが、「そういうのはちょっとね」と相手から言ってきまして、毎回必ず出し合っていました。
今思うと、こういう『対等であろうとする態度』も素敵だと思います。セフレって男性が女性に媚びへつらう感じがありますが、相手も性欲を解消したいと思っているなら、本来は対等であるべきだと思いませんか？
それを自然と実行しているからこそ、この関係は居心地がいいのでしょう。まるで気心知れた男友達と一緒に過ごしているかのような気分になり、今も会う日が楽しみでしょうがないです。
恋人も欲しいのですが、このセフレがいると案外寂しくないですね。